口臭の原因が治療した銀歯の場合もある!
自分の歯はきちんと治療しているから大丈夫だと思っていませんか?
虫歯の治療に銀歯を詰めている場合、口臭につながることがあります。
もし口臭があれば、何が原因で口臭がしているのか確認することが大事です。
口臭がする原因は何もないのにと思う時には、一度銀歯を疑ってみてください。
銀歯は意外と口臭の原因となっています。
なぜ、銀歯が口臭の原因となるのか詳しく見ていきましょう!
口臭の原因が銀歯の場合
銀歯そのものからは口臭は発生しません。
銀歯が原因で口臭がする場合、次の3つのことが考えられます。
- 銀歯に傷がつく
- 歯と詰め物の間に隙間ができる
- 詰め物の下が虫歯になっている
- 銀歯に傷がつく
銀歯は金属ですが、傷がつきやすい金属です。
長年の間に細かい傷がたくさん付いてしまいます。
この傷の中に細菌が入り込んでしまい、少々の歯磨きでとることはできないのです。
古くなればなるほど傷はたくさんになります。
当然、銀歯に付いた細菌も多くなり、これが臭いの原因となります。 - 歯と詰め物の間に隙間ができる
銀歯には寿命があるんです。
治療の際、銀歯をしっかり被せていても年数がたつと、歯と詰め物の間に隙間ができます。
この隙間に食べ物のカスが詰まり、歯磨きをしてもきれいに取り切れない場合があります。
この取り残しの食べかすが腐り、口臭の原因となります。 - 詰め物の下が虫歯になっている
銀歯を被せる時、歯と銀歯の間の隙間を埋めるセメントと呼ばれるものを入れます。
セメントは唾液により溶ける性質を持っています。
また、温度にも弱い面を持っています。
年数とともにセメントが溶けたりして、歯と銀歯の間に隙間ができてしまいます。
そこに虫歯菌が入り込み再度虫歯になっている可能性が大です。
やっかいなのは、外から見ただけでは虫歯になっているのかどうかが、よく分かりません。
もちろん、できた隙間には食べかすなども詰まることがあり、それが原因で口臭がします。
以上のようなことが原因で、古い銀歯は口臭が出やすくなります。
これは、歯磨きではどうにもならないため、歯医者さんへ行かざるを得ませんね。
定期的なメンテナンスをすることによって、ひどくなる前に見つけて治療をすることが大事です。